FXの原点は両替にある
FX取引は、金利などを利用して差益を出すことが出来ますが、その原点は両替です。
外国の通貨を持った人がその国で経済活動をするために必要な通貨を両替する、と言うのがFX取引の原点なのです。
両替を行うときには、そのレートが設定されます。
その通貨の需要と供給を見極めてレートが決められるのが外国為替市場です。
ニュースの最後のほうで株式取引に続いて円とドル、ユーロなどの為替相場のレートが読み上げられるのは皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。
外国為替市場は、東京やニューヨーク、ロンドンなど多くの都市に開設されており、どこかの市場が終わったら別の市場が開くなど、時差によってほぼ24時間やり取りされています。
このため、為替の相場もほぼ24時間動いているのです。
この為替市場でやり取りされているのが、それぞれの国の通貨です。
ほしい通貨を手元にある通過で両替するために、それぞれ売りと買いの注文を出し、その需要と供給のバランスでレートが決められています。
アメリカから商品を輸入する際、販売元であるアメリカの企業に支払う商品の代金は、アメリカの通貨であるアメリカドルです。
しかし輸入する日本の企業は円しか持っていません。
このとき、日本の企業がアメリカの企業に商品の代金を支払うためにアメリカドルを用意する必要があるのです。
逆に、アメリカの企業が日本から商品を輸入しようとしたときに、日本の企業に支払う商品の代金は円で決済する必要があります。
このため、輸入もとのアメリカの企業は、手元にあるアメリカドルを商品の代金である円に両替しなくてはなりません。
こういった双方の需要によって注文がやり取りされてレートが決定されているのです。
このレートの差を利用して差益を得るのがFX取引です。
FX取引では、需要が見込まれる通貨をあらかじめ両替しておいて、ほかの通貨からの引き合いが大きくなったときに売りに出すことでその差益を受け取ることが出来るのです。